福祉の仕事の面白いところは?
利用者様に名前を覚えて呼んでいただいたり、普段あまり自分から話をされない利用者様から話しかけていただいたり、挨拶をしていただいたりすることや、コミュニケーションを図ることが難しい利用者様の表情の変化が、毎日関わっていくうちに分かるようになってきたことです。
木村さん(社会福祉法人 アイリス福祉会)
大学生の時に訪問ヘルパーのアルバイトをしていた時には、台所に立って料理人になったり、家をピカピカにするお掃除屋さんになったりしました。今の職場では、利用者さんと一緒にお仕事をするために、カフェ店員になったり、商品の売り込みをする営業マンになったりします。さらに今は、利用者さんが健康でハッピーに暮らせるために体操の先生になろうと頑張っています。販売用の商品作りのため、クッキー職人になろうと頑張っている人もいます。こんな風に、飽きないです。
呉さん(特定非営利活動法人 京都コリアン生活センター エルファ)
お年寄りも人間なので機嫌の良い時もあれば、気分が優れない時もあります。 その方の体調やこれまでの生活習慣に合わせて、食事の時間を遅らせたり、少し長く寝ていただいたりします。このように働かなければいけない、というのが決まっていなくて、毎日変わって働くのが人と関わっている福祉の仕事だからこその面白いところではないかと思います。
木全さん(社会福祉法人 十条龍谷会)
この仕事の面白い所は、やはりご利用者の方々とのコミュニケーションです。介護の仕事に着く前に想像していたのが、排泄・入浴などの介助がメインの仕事だと思っていました。実際の現場では、コミュニケーションを必要とする場面が多く、そこに面白さ・やりがいを感じます。例えば普段通り話せる方や、少し前の出来事を忘れる方、今の話を忘れる方、言葉が話せない方がいたりします。その人たちそれぞれのコミュニケーション方法があり、それを探していくのが楽しいです。特に、最初は会話が噛み合わない人とも、日々いろんな角度からの話題を提供したりすることで、今ではお互いに笑顔でコミュニケーションが取れる、そんな場面を体験した時に、この仕事の面白さに気付くことができました。
二又さん(社会福祉法人 日吉たには会)
吉川さん(社会福祉法人 健光園)
利用者様の昔話を聞くことです。ひとりひとりが違う人生を送って来られ十人十色です。その一部の話を聞かせていただくことで、その方の人生ドラマを観ているようで本当に面白いです。時には苦労した話、時には楽しかった話、私が知らない知識や経験談なども教えて下さりいつも感謝ばかりです。逆に私が今の若い人の流行などをお話しすると「へぇ~!」と驚かれる方もおられます。コミュニケーションがあまり得意ではなかった私もこの仕事をするようになって自然とコミュニケーションが取れるようにもなりました。利用者様との話は私にとってはプラスになることばかりです。
三木さん(医療法人 啓信会)
利用者様、家族様と心が通じ合ったと感じる一瞬に喜びや楽しみを感じます。人と人とが関わり仕事を行っていくため、利用者様や職員に自分が必要と思っていただけるよう努めています。
上田さん(社会福祉法人 京都育和会)
私の担当している利用者の方の看取りを行った時です。その利用者の方が最期にとても穏やかな顔をしておられ、ご家族様からも「皆様に看取っていただけて良かった」と言っていただけました。福祉施設ではその方がその人らしく望む最期むかえる事ができるようにアプローチしますが、それが実践できたように思いました。 また、その中でご家族とも良い関係を築くことができ、私たちの役割を果たせたように思いました。
宮川さん(社会福祉法人 乙の国福祉会)
「人に、ダイレクトに関わっていける」ことです。私たちが向き合っているのは、いつだって「人」。ご利用者の困り事を聴き、一緒に考え、解決策を見出し、打開する。その過程で同僚と相談し、検討し、考察する。それらの中にはいつでも「人」がいます。目の前に相手がいることが、その人の表情を読むことや経過を見ていくことになり、それらを通して自分自身を見ることが出来ます。対人援助をしながら自己覚知や自己研鑽が出来るような気がしています。 とても抽象的になってしまいますが、ご利用者の波が自分に来て、自分の波も相手に及ぶ。その周辺には同僚や、ご利用者のご家族、関係機関の波も行ったり来たりしている。混じり合いながら、また新しい波を作りながら、身を委ねてみたり自分で波を立ててみたりすることがとても楽しいです。
金子さん(社会福祉法人 カトリック京都司教区カリタス会 総合福祉施設 東九条のぞみの園)










