福祉の仕事を選んだきっかけは?
自分の場合は、昔から障がい者福祉の仕事をしようと目指していたわけではありませんでした。縁があって障がいをお持ちの方が通う福祉作業所のボランティアをさせていただく機会があり、利用者(スタッフ)の方とお喋りなどしながら楽しく過ごさせていただくことができました。そこの所長に障がいをお持ちの方のヘルパーの仕事を紹介していただき(途中職場を移ることもありましたが)、ヘルパー一筋で6年が経ちました。
秋篠さん(特定非営利活動法人 ゆう・さぽーと)
ありきたりな理由ではありますが、私を大切に可愛がってくれた大好きな祖母が認知症を発症し、寝たきりになった事がきっかけです。その頃の私はまだ学生で介護の知識はなく、ただただ祖母が徐々に話せなくなっていく事や歩けなくなっていく状況を見守ることしかできず、少しでも祖母を助けられたらと思い、福祉の道へ進もうと決め、福祉の分野を学べる大学を目指しました。
野田さん(社会福祉法人 十条龍谷会)
最初、就職先を探す際に介護業界は頭になく、他業種を考えて就職活動をしていました。特に、「これがしたい」「あれがしたい」という具体的なイメージはなく、ぼんやりと京都市内で何か人と接する仕事をしたいというイメージしかありませんでした。就職活動を続けていく中で色々な企業の説明会を受け、内定を頂けた企業もありましたが、京都市内だけで働ける企業というのは殆どありませんでした。そんな時大学の部活の先輩から当グループを紹介されました。初めは介護に興味はありませんでしたが、抱いていたぼんやりとしたイメージに当てはまったこともあり、興味本位で説明会を受けることになりました。きっかけは、たまたま働いている人が近くにいて、他業種に比べると働いているイメージが出来たことが大きかったと思います。
坂本さん(医療法人社団 行陵会)
私は、幼い頃から母子家庭であったこともあり近所のおじいちゃんやおばあちゃん、様々な方にお世話になりながら育ちました。その影響からか自然と「人の役にたつ仕事がしたい」「恩返しがしたい」と思うようになりました。大学進学前は高齢分野・障害分野のイメージがあまりわかず、ドラマなどの影響でイメージしやすかった児童系福祉業界での就職を希望していました。しかし大学に進学し、授業などで様々な福祉分野に触れ、勉強していく中で児童分野以上に高齢分野の「残りの人生に寄り添いサポートする」関わり方に興味・関心を持つようになり、福祉業界の中でも高齢分野を選択し就職しました。
上野さん(社会福祉法人 伏見にちりん福祉会)
私の家庭は7年前まで96歳になる曾祖母と一緒に暮らし、私自身も簡単な介護を行っていたことで『福祉』は私にとって身近な存在でした。私は大学で子供の教育を中心として学んでいましたが、大学四年の春の就職活動の時に将来のことを考えた際、「人を相手にする仕事で、かつ人の役に立つ仕事に就きたい」と考えました。社会に目を向けると高齢社会という問題があり、介護の方が今後の社会に貢献出来ると考え、福祉の世界を志しました。介護の資格を取得する為に大学卒業後、介護福祉士養成施設である専門学校に入学し、介護福祉士の国家資格を取得後、現在の職場に入社し、五年目を迎えています。
中野さん(社会福祉法人 悠仁福祉会)
高校時代、親元を離れ祖父母と三年間過ごした経験がありました。高校卒業後に祖父、祖母が順に病を患い亡くなりました。その間私の母が仕事をしながら懸命に介護をしていた姿や、お世話になった病院や施設でのスタッフの方々の対応、祖父母の最期の姿が忘れられず、福祉の道にすすんでいきたいと思い、この仕事を選びました。
美﨑さん(社会福祉法人 市原寮)
ヘルパーをしていた母の背中を見て育ち、漠然と「大変な仕事やな」と感じていました。祖母が病気で亡くなり、自分に何が出来るのかと考えるようになって、介護の世界で働き始めました。
木村さん(京都生活協同組合)
幼い頃の経験がきっかけです。話すこともできない母親に対し、手を握り優しい声でいつも話しかけてくれる女性がいました。その女性の職業は「看護助手」。介護保険のない時代、家族やその女性、その他多くの人の温かで深い愛情を受けながら母親は最期まで生きることができました。高齢者や病にある人の「声にならない声」を聴き、その声や心に寄り添える人になりたいと思いました。
酒枝さん(社会福祉法人 柊野福祉会)
私の祖母は認知症を患い、中学生だった私は、祖母に対して何もしてあげられない、何をどうしたらよいか分からない状態でした。それどころが、祖母を避けるようにさえなりました。それは私だけでなく、私の家族全員がそうであったと思います。そんな時に介護サービスにお世話になり、家族は祖母の介護に向き合い、祖母と以前と同じように関わる事ができるようになりました。自分が困った時に助けてもらった仕事というのは大きかったと思います。そして、介護の仕事が、介護を必要とされるご本人だけでなく、その家族の気持ちや生活にも良い影響を与える事ができると知り、興味を持つきっかけとなりました。
西川さん(社会福祉法人 堀川健康会)










