今までに一番心に残っている出来事は?
私が出勤して数日の事でした。まだ名前も顔もうろ覚えの中、利用者様の様子がおかしいなと感じ職員の方へ伝え対応して頂きました。 何が起こるか分からない事もありますが、状態の変化に早く気付き速やかな対応が出来る様もっと色んな経験や知識が必要であり学んでいきたいと実感した日でした。 また、ご家族様が相談や悩みを話して下さった際に聴くことしか出来ず何も出来ないと上司に相談した時には“返答が全てでは無い事もある”と言葉をかけて貰えた時は気持ちが楽になりました。
乗康さん(株式会社 ルネスアソシエイト)
食欲不振の方が少しずつ食べられるようになった頃、「ホットケーキを食べてみたい」と言われイベントを行うことになりましたが、直前に入院され、そのまま帰らぬ人となりました。とてもショックを受けましたが、食べたいと言われたものはその時すぐに提供しなければ、いつどうなるのかわからない現場で働いている、ということを学んだ出来事でした。
宮下さん(医療法人同仁会(社団))
はじめて支えさせて頂ける事になった利用者様は、自分がどこにいるのか、どこに行けばいいのか分からない不安な気持ちがいっぱいで、あまり話されない方でした。当初専門的な知識や技術がなかった私ができる、不安な気持ちを軽減する方法は手を繋ぐことでした。それからいつも手を繋いでいると手を繋ぎに来てくださるようになった事、私の手を頬に当てて、とても穏やかな笑顔を見せて眠ってしまわれた時に自分にもできる事があると学ばせて頂いた事です。
和田さん(医療法人社団 行陵会)
いつも視線が定まらず、話す能力もなくなってこられた入居者様に、その方を思って心を込めて声掛けをした時に、こちらの気持ちが伝わり、心を許して介助に協力して下さいました。入居者様が出来ない、聞いて下さらないではなく、そう思い込んでいた私の心の問題であった事に気付けた大きな出来事でした。
松島さん(ヤマト株式会社)
この仕事を始めて17年になりますが、その中で他のスタッフから「コミュニケーションをとるのが難しい」と聞いていたご利用者様がいらっしゃいました。私自身コミュニケーションを大事にしているので少しずつとってみたら、信頼関係が生まれたくさんお話してくださるようになり、ご家族も喜んでくださったことを今でもすごく覚えています。
中村さん(社会福祉法人 こころの家族)
私は夏祭りなどの季節のイベント立案、準備を担当する係をしているのですが、ご利用者様は私とは世代も育った環境も違う方ばかりです。みなさんに喜んで頂くにはしっかりとした事前準備やご利用者様の楽しめる工夫が必要です。通常業務をしながらイベントの準備もするので、その期間は忙しくなります。 しかし、いざイベントが始まり、私が立案したゲームや職員によるダンスなどのパフォーマンスで、ご利用者様が「楽しい」と満面の笑顔で言って下さると本当に嬉しい気持ちになります。忙しい期間なんて嘘だったかのような清々しい気持ちになり、私が仕事を頑張る理由は“これだ”と、改めて思う瞬間です。
安藤さん(社会福祉法人 青谷学園)
私が入社した年に開催された、施設での夏祭りです。入居者様や職員をはじめ、家族様や外部からのボランティアの方を招き、屋台の料理を食べたりみんなで踊ったりして楽しみました。普段から入居者様とゆっくり関われる時間が少ないので、こういった特別な時間を入居者様と一緒に過ごしたり、入居者様の普段とは異なる姿が見られて良かったです。
采尾さん(社会福祉法人 長岡京せいしん会)
もう、何年も前の事になりますが、心臓に負担をかけないようにと入浴時は、シャワー浴での対応をしている利用者様でした。ですが、看取り対応になり、看護師さん同伴で腹部まで湯船につかることができました。その際、今まで見たことがない満面の笑顔で「ほんまに気持ちいい。ありがとう。ありがとうなぁ~」と涙を流しながら言われました。私も胸が熱くなる思いで泣きそうになった思い出があります。
吉村さん(社会福祉法人 端山園)










